アメトーーク「本屋で読書芸人」で紹介された”以外”の ラランドニシダさんおすすめの本まとめ
作成日:2023/04/23 14:04 / 更新日:2023/04/24 15:04
アメトーーク!本屋で読書芸人にも2回連続で出演しているお笑い芸人、ラランドニシダさん。
読書好きで有名で、ご自身でも「アクアリウム」など、小説を複数書き公開されています。
アメトーークで紹介された本は以前まとめたため、今回はアメトーークで紹介された本以外で、ニシダさんの紹介した本をまとめました。
アメトーークで紹介された本に関してはこちらの記事をご覧ください。
ラランドニシダさんの好きな漫画
NARUTO -ナルト- / BORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-
NARUTO 作品情報
「NARUTO」は岸本斉史さんによる作品。
週刊少年ジャンプにて1999年から連載開始。
コミックスは72巻発売されており、2014年に完結しました。
2002年にはアニメ化もされています。
NARUTO あらすじ
ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!! そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?
BORUTO 作品情報
「BORUTO」は岸本斉史さんによる作品。
週刊少年ジャンプにて2016年から連載開始。その後Vジャンプに移り、現在も連載中です。
コミックスは現在19巻発売されています。
2017年にはアニメ化もされています。
BORUTO あらすじ
忍界大戦ももはや過去、木ノ葉隠れの里も平和を享受する時代。七代目火影の息子・ボルトは、偉大すぎる父の影響か鬱屈した日々を送っていた。新たなる災いの影にも気づかずに…。新世代の伝説が今、開幕!!
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんは2021年8月30日公開の自身のnoteにて、「NARUTOは私の青春の一部」「NARUTOとBORUTO両方読む事でコンテンツの深みを感じられる」と仰っています。
『NARUTO』に関してはわたしの青春時代の一部といっても過言ではない漫画のひとつでした。 『NARUTO』が好きな人は『BORUTO』を読んだほうが良いのです。 (略)
もう少し噛み砕いて伝わりやすいように言いますと、『BORUTO』を読むと漫画の中の時の流れ、人の成長を作品をまたいで体感できるのです。
そんな漫画は他にあまりないと思われます。『NARUTO』だけで楽しめるのは勿論ですが、『BORUTO』も合わせて読めば、コンテンツとしての深みのようなものを感じることが出来ると思います。 (略)
こういう楽しみ方は作者の方々の狙いから外れているのかもしれませんが、読んでいるとどうにもそう考えずにはいられないのです。それはナルトの成長を長い年月をかけて見てきたからであり、長く続いた作品としての深みの表れであるのです。
お話が面白い、絵に力があり戦闘シーンがワクワクさせられるというのは勿論のこととして、その行間のような部分に心動かされてしまうのです。
『NARUTO』『BORUTO』の順じゃなく、逆でも楽しめると思うのでぜひどちらも読んでみてください。
出典 : https://note.com/rrndnsd/n/n0d9856fc03ed
ラランドニシダさんの好きな小説
これは水です
作品情報
「これは水です」はデヴィッド・フォスター・ウォレスさんによる作品。
2018年に初版が発行されました。
あらすじ
卒業式スピーチとしては、2005年にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行なったもの(「ハングリーであれ、愚直であれ」)が有名だが、同じ年にケニオン大学で負けず劣らぬ名スピーチをしたデヴィッド・フォスター・ウォレスという作家がいた。
本書はそのスピーチ「これは水です」の完訳版である。作家としてはポストモダン文学の旗手として、アメリカの若者を中心にカルト的ともいえる人気を博しつつ、46年という短い生涯を自らの手で閉じてしまったウォレスだが、「考える方法を学ぶ」ことが人生にとってどれほど重要かを、平明かつしなやかな言葉で語った本スピーチは、時代を超えて読む者の心に深く残る。
ラランドニシダさんのコメント
2022年3月13日ラランドニシダの個人チャンネル「ラランドニシダ・うんこチャンネル」の動画「最近読んでる海外文学」にて紹介しています。
大学のスピーチを文章化したやつ。 内容としては「リベラルアーツ」っていうその…人を自由にする学問って書いてあるんだけど。 「学ぶ」という事についてみたいなことなのかな。 詩っぽいです。読みやすい。 今後生きていく上でどうしたらいいかみたいなのを、割とちゃんと言ってる。
出典 : https://youtu.be/QZHqDTxogLE?t=69
伝奇集 J.L. ボルヘス
作品情報
「伝奇集」はホルヘ・ルイス・ボルヘスさんによる作品。
1944年に初版が発行されました。
あらすじ
夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九―一九八六).われわれ人間の生とは,他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」,宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など,東西古今の神話や哲学を題材として精緻に織りなされた魅惑の短篇集.
ラランドニシダさんのコメント
こちらも「ラランドニシダ・うんこチャンネル」の動画「最近読んでる海外文学」にて紹介。
「難易度が高いけどなんか好きな本」と紹介しています。
意味はよく分かりません、正直。めっちゃムズい。 自分の探してる不思議な文章がどこにあったんだろう?みたいな話だけど、わかりやすくオチがある話とか筋がちゃんと追える話ではないんだな。 でもなんか好きっちゃ好きなんだなー。 マジックレアリズムっていう日常にあるものとないものが融合してるみたいな書き方かな。
出典 : https://youtu.be/QZHqDTxogLE?t=134
ハリー・ポッター
作品情報
「ハリー・ポッター」はJ・K・ローリングさんによる作品。
1997年に初版が発行されました。
あらすじ
ロンドン郊外の、どこにでもありそうな平凡な街角、ある晩不思議なことがおこる。そして額に稲妻形の傷跡を持つ赤ん坊が、一軒の家の前にそっと置かれる。この家の平凡なマグルのおじ、おばに育てられ、同い年のいとこにいじめられながら、その子、ハリー・ポッターは何も知らずに11歳の誕生日を迎える。突然その誕生日に手紙が届く。魔法学校への入学許可証だった。キングズ・クロス駅の9と3/4番線から魔法学校行きの汽車が出る。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか? 額の傷跡は? 自分でも気づかなかった魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんは2022年8月2日のTBSラジオ「アフター6ジャンクション」にて、「最初に自分の意思で買った本」と仰っています。
宇多丸
本好きになって、そこから、例えば、最初に自分の意思で「これ、買って」っつって、買った本とか覚えてますか?
ニシダ
『ハリー・ポッター』だったと思いますね。
宇多丸
やっぱ、世代って感じ?
ニシダ
もう、ド世代でした、本当に。
宇垣美里
超、世代。
ニシダ
周りはもうみんな読んでるし、やっぱ読み始めたらもう止まらないというか。すごく引き込まれたのが、多分、初めてが『ハリー・ポッター』でしたね。
また、Youtube動画「ララチューン」の動画「ハリー・ポッター原作厨のニシダ【※呪いの子ネタバレ注意】」にて、ハリーポッターの原作の良さを語っています。
動画 : https://youtu.be/VIb1hAJsjCo
畜犬談
作品情報
「畜犬談」は太宰治さんによる作品。
1939年に初版が発行されました。
あらすじ
「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の短編。初出は「文学者」[1939(昭和14)年]。いつの日か犬に喰いつかれるだろうという自信を持つ「私」が、犬を研究し最終的に一緒に生活しようと決意する物語。尾崎一雄に「甚だ面白かった」と言わしめたユニークな作品だが、「私」を太宰に投影した上で、本作を太宰の自己嫌悪の表れだとする見方もある。
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんは2022年4月23日のBRUTUSの記事「ラランド・ニシダの愛すべき純文学:太宰治『畜犬談』」にて、「純文学の中でも一番読んでいるのが太宰治」「太宰のプレイボーイ感が出ている」と仰っています。
大好きな純文学の中でも、一番読んでいる作家が太宰治。周知の通り、その作品の多くが暗いんですが、異色のユーモアを放つのが短編『畜犬談』です。犬を恐れ、毛嫌いする主人公が、「猛獣」「容赦なく酷刑に処すべき」などと持てる限りの語彙とエピソードを駆使して、その嫌悪を随筆のように綴っています。 (略) この作品は、私小説かどうかは明言されませんが、この一言に太宰のどうしようもないロマンティストっぷりとプレイボーイ感が出ていて、たまらなく好きです。僕もこんなキザなセリフがサラッと言えるようになりたい。たとえそれが、女性を振り回す悪い男だったとしても!
出典 : https://brutus.jp/lalandenishida_001/?heading=1
ポロポロ
作品情報
「ポロポロ」は田中小実昌さんによる作品。
1979年に初版が発行されました。
あらすじ
父の開いていた祈祷会では、みんなポロポロという言葉にならない祈りをさけんだり、つぶやいたりしていた――表題作「ポロポロ」の他
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんは2022年9月14日のBRUTUSの記事「ラランド・ニシダの愛すべき純文学:田中小実昌『ポロポロ』」にて、「何度読んでも分からない作品」と仰っています。
言葉にならない音のような、奇声のようなものが、ふいに口を衝くことがあります。僕の場合それは「ファ」に近い音。特にスベったことや失敗したことを思い出すと、意味もなく発してしまうんです。 (略) 本作の登場人物たちが発する「ポロポロ」もまた、言葉にならない言葉。牧師の父のもとに生まれた主人公が、みなが「ポロポロ」と発しながら繰り広げていた祈祷会のことを回想する話です。 (略)
ちなみに、4回目を読み終えた今となっても「ポロポロ」が何を指すかはわからずじまい。動詞なのか名詞なのか、使い方すらもわかりません。極め付きは最後の文章。ポロポロで、ポロポロなのだ!?ああ、わからん!
出典 : https://brutus.jp/lalandenishida_005/
実験
作品情報
「実験」は田中慎弥さんによる作品。
2010年に初版が発行されました。
あらすじ
新作が書けぬ小説家・下村に届いた旧友春男の近況。長く疎遠だった春男は、三十を過ぎうつ病を発症したという。青春の華やぎを一切拒絶して引きこもる息子を案じ、両親の相談を受けた下村は、筆の進まぬ窮状を脱する好機と、ある不穏な「実験」を思いつくが……。潮風と砂が吹きつける海峡の町で、孤独且つ平和という泥濘であがく人々の精神の危機を冷徹にえぐる表題作ほか2篇。
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんは2022年6月18日のBRUTUSの記事「ラランド・ニシダの愛すべき純文学:田中慎弥『実験』」にて、「主人公・下村の人間くささにグッときた」と仰っています。
例えば、腫れ物に触るように春男を気遣う母親の視線を“息子の表情を読み取るために鍛えられた”と表現したり、所在なげに場の空気を窺う母親を“ゼリーを食べ続けることだけで存在理由を獲得していた”と表現したり。直接的に罵倒するわけではなく、シンプルに人の嫌なところを見ている。その人間くささにグッときてしまいます。
出典 : https://brutus.jp/lalandenishida_003/?heading=1
Kの昇天
作品情報
「Kの昇天」は梶井基次郎さんによる作品。
1931年に初版が発行されました。
あらすじ
大正から昭和期の作家、梶井基次郎の小説。初出は「青空」(大正十五年十月号)。本文のタイトルは〈Kの昇天(或はKの溺死)〉。満月の夜、療養地のN海岸で“私”は、人影―K君と親しくなるが、“私”がN海岸から去ったとき、K君は溺死する。“私”は、K君の魂が月へ昇天していったのだと信じる。月が妖しくも美しい。
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんは2023年1月6日のBRUTUSの記事「ラランド・ニシダの愛すべき純文学:梶井基次郎『Kの昇天』」にて、情景や描写について「美しい」と仰っています。
冒頭で触れた美しいフレーズが登場するのは、「私」が夜の海岸でK君と初めて出会った夜のことを振り返る場面。前を歩いていた彼が振り向いた瞬間の、月光によって少しずつ顔に光の当たる面積が広がる月夜の幻想的な情景が、スローモーションで浮かぶ。 この作品の美しさを凝縮した一文だなと思います。
そして「私」は、K君の死は、月夜が生み出す自らの不思議な影に魅せられ、導かれたことに起因していると考察するのですが、その死に方もまた美しいですよね。
出典 : https://brutus.jp/lalandenishida_009/
密やかな結晶
作品情報
「密やかな結晶」は小川洋子さんによる作品。
1994年に初版が発行されました。
あらすじ
その島では多くのものが徐々に消滅していき、一緒に人々の心も衰弱していった。
鳥、香水、ラムネ、左足。記憶狩りによって、静かに消滅が進んでいく島で、わたしは小説家として言葉を紡いでいた。少しずつ空洞が増え、心が薄くなっていくことを意識しながらも、消滅を阻止する方法もなく、新しい日常に慣れていく日々。しかしある日、「小説」までもが消滅してしまった。
有機物であることの人間の哀しみを澄んだまなざしで見つめ、空無への願望を、美しく危険な情況の中で描く傑作長編。
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんはCREA 2023年冬号にて、「リモートが増えてオンオフの境目がない」という相談にこの本をおすすめしています。
【Q】リモートが増えオンとオフの境目がない
仕事とプライベートの両立に悩んでいます。リモートワークで家でも仕事ができてしまうから、なかなかオンオフがつけられず……。寝る前の30分間だけでも、現実を忘れてどっぷりと空想世界に浸れるようなおすすめ本を聞きたいです。(26歳・会社員・千葉)
【A】リアリティのある幻想世界を楽しんでほしい
◆『密やかな結晶 新装版』小川洋子 「僕もプライベートの境目が曖昧な仕事なので、この悩みはめちゃくちゃ共感できます。おすすめしたいのが島が舞台となっている小説『密やかな結晶』。島民たちの記憶が一つずつなくなってしまうという、ファンタジーです。 小川洋子さんの作品が好きでよく読むんですけど、刺激的というよりリアリティのある幻想世界が美しい文章なので楽しんでもらえるはず。一章ごとが番号で細かく振られてまとめられているので、寝る前の30分間で読みたいときにちょうどいい長さです」(ニシダさん)
出典 : https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2b20eae5e9510e3541645550b22dd3df8a3dd7?page=1
人は2000連休を与えられるとどうなるのか?
作品情報
「人は2000連休を与えられるとどうなるのか?」は上田啓太さんによる作品。
2022年に初版が発行されました。
あらすじ
人生に行き詰まりを感じ仕事を辞めた男・上田。至福の日々も束の間、迫りくる不安に対抗すべくもがきはじめるが――内省と実験の果てに訪れるまさかの「哲学的」展開とは?衝撃の体験談!
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんはCREA 2023年冬号にて、「将来に楽観的すぎる息子が心配」という相談にこの本をおすすめしています。
「当たり前に囚われない生き方に触れられ、新しい発見が得られるのでは」と仰っています。
【Q】将来に楽観的すぎる息子が心配
中学生の息子に「将来、なんかやりたいことないの?」と聞くと、「別にない。なんとかなるっしょ」とのらりくらり。いやいや、そんなに甘いもんじゃないと心配が募るばかりなのですが、10代の子が職業を考えるのに参考になる本を教えてください。(45歳・会社員・東京)
【A】“当たり前”にとらわれない生き方に触れる
◆『人は2000連休を与えられると どうなるのか? 』上田啓太 大学卒業後、人生に行き詰まりを感じて仕事を辞めた著者が一畳半の物置きで6年間過ごした2,000以上もの連休について綴ったノンフィクション作。 「哲学的な視点もあり、働くことを考える契機になる一冊。この本を読んで働かなきゃと思う人もいれば、逆に働かなくてもいいかと思う人もいるのかも。今後は既存の枠組みにとらわれない職業も増えていくので、こういう生き方もあるんだなと思いながら読むと、新しい発見が得られるんじゃないでしょうか」(ニシダさん)
出典 : https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2b20eae5e9510e3541645550b22dd3df8a3dd7?page=3
孤島の飛来人
作品情報
「孤島の飛来人」は山野辺太郎さんによる作品。
2022年に初版が発行されました。
あらすじ
「飛ぶのが、怖いの?」
仕事で空を飛んで、この島にやってきた「僕」に人生2度目の決行のときが近づく。
無人のはずの北硫黄島に住む人々、戦争の記憶、看守と囚人、6色の風船……。人はなぜ飛ぼうとするのか、そして飛ぼうとしないのか。
文藝賞受賞第1作に書き下ろし「孤島をめぐる本と旅」を収録
ラランドニシダさんのコメント
ラランドニシダさんは2022年10月27日更新のBOOKウォッチの記事「ラランドニシダが「明日朝仕事あるのに5時くらいまで読んじゃった」本って?」にて紹介、この小説の写経もしているそうです。
3冊目は、山野辺太郎さんの『孤島の飛来人』(中央公論新社)。会社の実証実験のために風船で空を飛んだ男が、無人島に漂着したものの、その島には人が住んでいてひそかに「王国」が生まれていた......というファンタジー小説だ。 ニシダさんはこの本の文章力に感銘を受け、ノートに小説の「写経」を始めたところなのだそう。進捗状況は「まだ全然何も見えてない」そうだが......1冊写し終わる頃には、ニシダさんの文章も人生も大きく変わっているかもしれない。
出典 : https://books.j-cast.com/topics/2022/10/27019574.html
つけびの村 噂が5人を殺したのか?
作品情報
「つけびの村 噂が5人を殺したのか?」は高橋ユキさんによる作品。
2019年に初版が発行されました。
あらすじ
2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。
犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが……
それらはすべて〈うわさ話〉に過ぎなかった。
気鋭のノンフィクションライターが、ネットとマスコミによって拡散された〈うわさ話〉を一歩ずつ、
ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村をゆく。
〈山口連続殺人放火事件〉の真相解明に挑んだ新世代〈調査ノンフィクション〉に、震えが止まらない!
ラランドニシダさんのコメント
こちらも「ラランドニシダが「明日朝仕事あるのに5時くらいまで読んじゃった」本って?」にて、「人生を変えた本」10冊の1つに挙げています。
出典 : https://books.j-cast.com/topics/2022/10/27019574.html
火守
作品情報
「火守」は劉慈欣さんによる作品。
2021年に初版が発行されました。
あらすじ
人はそれぞれの星を持っている。病気の少女のため、地の果てに棲む火守の許を訪れたサシャは、火守の老人と共に少女の星を探す過酷な旅に出る--。世界的SF作家が放つ、心に沁みるハートウォーミングストーリー。
ラランドニシダさんのコメント
こちらも「ラランドニシダが「明日朝仕事あるのに5時くらいまで読んじゃった」本って?」にて、「人生を変えた本」10冊の1つに挙げています。
出典 : https://books.j-cast.com/topics/2022/10/27019574.html
ぼくらが漁師だったころ
作品情報
「ぼくらが漁師だったころ」はチゴズィエ・オビオマさんによる作品。
2015年に初版が発行されました。
あらすじ
ロサンゼルス・タイムズ文学賞受賞。デビュー作にしてブッカー賞最終候補に選出された傑作長篇。ナイジェリアの小さい町に暮らす四人兄弟。厳しい父が不在の隙に兄弟は学校をさぼって魚を釣りに行く。しかし川のほとりで出会った狂人は、長男が兄弟の誰かによって殺されると予言した――九歳の少年の視点で生き生きと語られる、闇と笑いに満ちた悲劇の物語
ラランドニシダさんのコメント
こちらも「ラランドニシダが「明日朝仕事あるのに5時くらいまで読んじゃった」本って?」にて、「海外文学の面白さに気付けた作品」と仰っています。
2冊目に紹介したのは、ナイジェリアの作家チゴズィエ・オビオマさんの『ぼくらが漁師だったころ』(早川書房)。家族に起こった悲劇を子どもの目を通して神話的に描いた小説で、ロサンゼルス・タイムズ文学賞を受賞するなど、世界で注目を集めた。 ニシダさんは、それまで海外文学があまり得意ではなかったそう。ところが、装丁の美しさに惹かれて偶然この本を買い、仕事の前日に朝5時まで読んでしまうほどドハマりしたのだそうだ。
これ以降、めっちゃ海外文学読むようになりました。「ああ、海外文学めっちゃ面白いんだ」っていうのに気づかせてくれた本です。
出典 : https://books.j-cast.com/topics/2022/10/27019574.html
レトリック感覚
作品情報
「レトリック感覚」は佐藤信夫さんによる作品。
1978年に初版が発行されました。
あらすじ
アリストテレスによって弁論術・詩学として集成され、近代ヨーロッパに受け継がれたレトリックは、言語に説得効果と美的効果を与えようという技術体系であった。著者は、さまざまの具体例によって、日本人の立場で在来の修辞学に検討を加え、「ことばのあや」とも呼ばれるレトリックに、新しい創造的認識のメカニズムを探り当てた。日本人の言語感覚を活性化して、発見的思考への視点をひらく好著。
ラランドニシダさんのコメント
こちらも「ラランドニシダが「明日朝仕事あるのに5時くらいまで読んじゃった」本って?」にて、「人生を変えた本」10冊の1つに挙げています。
出典 : https://books.j-cast.com/topics/2022/10/27019574.html
こちらも「ラランドニシダが「明日朝仕事あるのに5時くらいまで読んじゃった」本って?」にて、「人生を変えた本」10冊の1つに挙げています。
この記事を書いた人
Bookfun管理人
2023年3月より漫画や小説等、本の情報を届けるメディア、Bookfunを運営。
ソース元を可能な限り明記し、信頼出来る記事作成を心がけています。
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