2023年アメトーーク本屋で読書芸人に出演!ヒコロヒーさんが紹介した本まとめ

2023年アメトーーク本屋で読書芸人に出演!ヒコロヒーさんが紹介した本まとめ

作成日:2023/04/22 11:04 / 更新日:2023/05/21 13:05

2023年アメトーーク!本屋で読書芸人出演したお笑い芸人、ヒコロヒーさん。
実は読書好きという側面もあり、昔から図書館で本を借りて読む習慣があるそうです。

現在読む量としては月に3~4冊、好きな作家は開高健さん、オー・ヘンリーさんとのこと。

今回はそんなアメトーーク!2023年放送回にて、ヒコロヒーさんが「最近読んだお気に入り本」として紹介した本をまとめました。

アメトーーク!本屋で読書芸人(2023年4月20日放送回)で紹介された本

宇宙人と出会う前に読む本

作品情報

「宇宙人と出会う前に読む本」は高水裕一さんによる作品。

2021年に初版が発行されました。

あらすじ

「あなたはどこから来ましたか?」

さまざまな惑星の宇宙人が集う社交の場で、もしそう尋ねられたら、あなたならどう答えますか?

「地球から来ました」など論外で、失笑を買うこと確実です。ではなんと答えればよいのでしょう?

私たち地球人は「ある理由」により、宇宙人の平均より科学の発達が遅れている可能性があります。

いつか宇宙人と出会ったとき、恥をかかずに交流できるようになるには、地球の常識にとらわれず、

宇宙のすべてにおいて通用する普遍的な教養を身につけておく必要があるのです。

本書は、惑星際宇宙ステーションに地球チームの一員として乗り込んだあなたが、そこで遭遇する

宇宙人が繰り出すさまざまな突拍子もない質問に答えていくうちに、宇宙で本当に必要な科学知識

とは何か、宇宙的思考法とはどういうものかが、自然とわかってくるように構成されています。

読み通したあと宇宙教養がどれだけ身についたかは「宇宙偏差値」を算出してチェックできます。

宇宙人と意思疎通するための「三種の神器」、連星太陽をもつ惑星の異様なカレンダーなど奇抜な

アイデアも満載でお贈りする「ちゃんとした宇宙人になるためのガイドブック」、その日が来ても、

来なくても、読めば世界の見え方が一変するはずです!

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ヒコロヒーさんのコメント

ヒコロヒーさんはこの本について、「宇宙とか地学について学ぶ本として、これはめちゃくちゃ良かった」と絶賛しておりました。

私学生時代全く勉強してなくて、大人になってからわからん事が多すぎるんですよ。
そのうちの1つに、宇宙とか地学とか天文学とかの事が何1つ分からないんですよ。
惑星の名前とか「太陽」くらいしかわからんみたいな。

ちょっとこれはあまりにもお粗末やなという事でいろんな学術書を読んできてたんですけど、宇宙とか地学に関して言うと、これがめちゃくちゃ良かったんですよ!
まず設定が地球人が宇宙人と出会うんですけど、例えばアメリカ行ったらアメリカの人に日本のどこなの?日本ってどうなの?とか聞かれて初めて「あ、(自分)日本のこと全然知らんなあ」みたいなことってよくあるじゃないですか。
それと一緒で宇宙人に色々尋ねられて地球のこと言うけど、今自分がどういうとこで生きてるのかどうやって生まれて死んでいくのか、そういうのが会話形式というか小説チックに書かれてて。面白いんですよ。

出典 : https://tver.jp/episodes/epgtjosgvb

掃除婦のための手引き書


作品情報

「掃除婦のための手引き書」はルシア・ベルリンさんによる作品。

2019年に初版が発行されました。

あらすじ

毎日バスに揺られて他人の家に通いながら、ひたすら死ぬことを思う掃除婦(「掃除婦のための手引き書」)。

道路の舗装材を友だちの名前みたいだと感じてしまう、独りぼっちの少女(「マカダム」)。

波乱万丈の人生から紡いだ鮮やかな言葉で、本国アメリカで衝撃を与えた奇跡の作家。

大反響を呼んだ初の邦訳短編集。

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その昔、N市では

作品情報

「その昔、N市では」はマリー・ルイーゼカシュニッツさんによる作品。

2022年に初版が発行されました。

あらすじ

ある日突然、部屋の中に巨大な鳥が現れる「ロック鳥」、旅行から帰ったら、自分が死んだと知らせてきた女がいたという話を聞く「六月半ばの真昼どき」、見た夢と現実が区別がつかなくなっていく少女を描く「ジェニファーの夢」、間違えて違う船に妹を乗せてしまった兄のもとに、常軌を逸していく妹の手紙が届き続ける「船の話」。
日常に幻想が忍び込み、人間心理の恐さが背筋を震わせる。戦後ドイツを代表する女性作家の粋を集めた、本邦初訳7作を含む全15作の傑作短編集!

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権力に翻弄されないための48の法則

作品情報

「権力に翻弄されないための48の法則」はユーストエルファーズさん、ロバートグリーンさんによる作品。

1999年に初版が発行されました。

あらすじ

パワーには「社会的に弱い立場の者が自らの政治的・経済的な権利と力を得ようとする運動やスローガン」の意味がある。このパワーをめぐる一連のかけひきを、パワー・ゲームと呼ぼう。

パワー・ゲームには多くの思惑と矛盾が存在する。ランダムに見えるかもしれないが、ゲームを制するための48の法則が存在する。

法則は、パワー・ゲームを習得した男女の言葉をもとにして成り立っている。時代にして3000年以上、古代中国からルネサンス期のイタリアまで、幅広い範囲からひろった言葉だ。そこには共通する一つのテーマがあり、いまだ明確には表現されていないパワーの本質を、多少なりとも言い当てているのだ。

本書は、歴史上のとくに傑出した戦略家(孫子、クラウゼヴィッツ)、政治家(ビスマルク、タレーラン)、外交官(マキャベリ)廷臣(カスティリョーネ、グラシアン)、色事師(ニノン・ド・ランクロ、カザノヴァ)、詐欺師(「イエロー・キッド」ことジョゼフ・ウェイル)などから、含蓄のある言葉を集め、そのエッセンスを蒸留してできたものである。

この法則には、明快な前提がある。法則にしたがった行動はほぼ間違いなしに本人のパワーを強めるが、法則にそむいた行動はパワーを弱め、最悪の場合は身を滅ぼすもととなるということである。違反と遵守の結果は、数々の歴史上の事例が証明している。この法則は、時代を超えた普遍的なものなのである。

上巻には1~26、下巻には27~48の法則を収めた。一通り目を通せば、パワーの全体像が分かるだろう。興味のある法則だけを読み込むことも可能だ。あちこちを拾い読みして、パワーを手にした先人たちの弱点や偉業を楽しみながら見ていけるだろう。

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短歌ください


作品情報

「短歌ください」は穂村弘(ほむらひろし)さんによる作品。

2011年に初版が発行されました。

あらすじ

本の情報誌『ダ・ヴィンチ』の投稿企画「短歌ください」に寄せられた短歌から、人気歌人・穂村弘が傑作を選出。
鮮やかな講評が短歌それぞれの魅力を一層際立たせる。言葉の不思議に触れる実践的短歌入門書。

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家庭用安心抗夫


作品情報

「家庭用安心抗夫」は小砂川チトさんによる作品。

2022年に初版が発行されました。

あらすじ

夫との平穏にみえる家庭に漠然とした不安を抱えた専業主婦小波が、ある日、日本橋三越の柱に、幼いころ実家に貼ったはずのシールがあるのを見つけたところから物語は始まる。
小波はいまも実在する廃坑テーマパークに置かれた、坑夫姿のマネキン人形があなたの父親だと母に言い聞かされ育つが、やがて東京で結婚した彼女の日常とその生活圏いたるところに、その父ツトムが姿を現すようになって……。

現実・日常と幻想・狂気が互いに浸蝕し合いながら、人間の根源的恐怖に迫っていく作品。
想像力と自己対話によって状況を切り抜け成長していく主人公は不可思議で滑稽な言動と行動に及ぶが、それがかえって小説としての強度となり、ある種のユーモアを孕みながら読む者を惹き込み、我々を思ってもみなかったような想定外の領域へと運んでいく。

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西部戦線異状なし


作品情報

「西部戦線異状なし」はエドワード・バーガーさんによる作品。

1929年に初版が発行されました。

あらすじ

1918年夏、焼け爛れた戦場には砲弾、毒ガス、戦車、疫病がたけり狂い、苦熱にうめく兵士が全戦場を埋め尽す中にあって、冷然たる軍司令部の報告はただ「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」。

自己の体験をもとに第一次大戦における一兵士ボイメルとその戦友たちの愛と死を描いた本書は、人類がはじめて直面した大量殺戮の前で戦慄する様を、リアルに文学にとどめたものとして、世界的反響を呼び起こした。

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くもをさがす


作品情報

「くもをさがす」は西加奈子さんによる作品。

2023年に初版が発行されました。

ヒコロヒーさんはこちらの本の帯を担当されたらしいです。

あらすじ

『くもをさがす』は、2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、乳がん発覚から治療を終えるまでの約8 ヶ月間を克明に描いたノンフィクション作品。

カナダでの闘病中に抱いた病、治療への恐怖と絶望、家族や友人たちへの溢れる思いと、時折訪れる幸福と歓喜の瞬間――。

切なく、時に可笑しい、「あなた」に向けて綴られた、誰もが心を揺さぶられる傑作です。

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ヒコロヒーさんのコメント

ヒコロヒーさんはこの本について、「ここ1、2年読んだ中で群を抜いて良かった作品」と絶賛していました。

ここ1、2年読んだ中で群を抜いて来た(作品)。

出典 : https://tver.jp/episodes/epgtjosgvb

また、「西さんが癌になられてからの毎日をまとめたエッセイ。最後の『あなたへ』という章が抜群によかった」とも仰っています。

端的に説明させていただくと、西さんが癌になられたと。
癌になられてからの毎日というのをエッセイにしてらっしゃって。
カナダの病院で療養生活されてる時に、カナダ人の看護婦さんに「癌だからといって生きる喜びまで奪われることはないんだ。病気になったからといってあなたが奪われていいことなんて何一つないんだから頑張りなさい」みたいなことを言ってるんですけど。
なんかそのカナダ人の看護婦さんとか出てくる周りの友人とかが全員イケてて。
最後の章のところで「あなたへ」って西さんが読者へ語りかけてくれてる章があるんですけど、これが本当に抜群です。

出典 : https://tver.jp/episodes/epgtjosgvb

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