【ネタバレ】葬送のフリーレン 9話「死者の幻影」あらすじ・感想

【ネタバレ】葬送のフリーレン 9話「死者の幻影」あらすじ・感想

作成日:2023/10/05 11:10 / 更新日:2023/10/10 22:10

サンデーうぇぶりにて2020/07/15公開の、葬送のフリーレン 9話「死者の幻影」あらすじ・感想です。

本話で登場するキャラクター

  • フリーレン


  • フェルン



  • ヒンメル

魔王を倒した勇者パーティーの勇者で、自称イケメンのナルシスト。
仲間思いで、困っている人を助けずにはいられない。10年間共に冒険をしたフリーレンに大きな影響を与える。

出典 : https://frieren-anime.jp/character/chara_group1/1-2/

  • ハイター

魔王を倒した勇者パーティーの僧侶。
ヒンメルの幼馴染で、高度な回復魔法を操る優秀な僧侶だが、酒好き。

出典 : https://frieren-anime.jp/character/chara_group1/1-3/

  • アインザーム

死者の幻影を見せ人を誘い込み、襲って捕食する魔物。
アインザームはドイツ語で「寂しい」という意味。

ネタバレ

「私が悪い子になれば化けて出てきてくれるのですか?」いい子でいたら少しくらい化けて出てあげてもいいかもしれません。」

フェルンとハイターの回想シーンからスタート。

どうやらフリーレンがフェルンに修行をつけていた頃の回想のようだ。

ハイターは、「これからはフリーレンの言うことをよく聞いていい子にするんですよ。さもないと死んだ後に化けて出ます。」とフェルンに冗談を言う。

それに対しフェルンは、 「私が悪い子になれば化けて出てきてくれるのですか?」 と答える。

それを受けてハイターは 「撤回しましょう。いい子でいたら少しくらい化けて出てあげてもいいかもしれません。」 と返すのだった。

仮眠から目覚めるフェルン。

どうやら上記の回想シーンはフェルンの夢だったようだ。

2人は中央諸国ヴィレ地方の村に辿り着く。

幽霊に連れ去られる村人

村人から「峠道を越えるのはやめた方がいい」と忠告を受ける2人。

村人は、幽霊に連れ去られ何人も行方不明になっていると話す。

幽霊に関する情報収集を行うと、どうやら死んだ身内・知り合いが生前の姿で目撃され、話しかけられるケースもあるという。

幽霊の正体に心当たりがありそうなフリーレン。

「悪趣味な奴だから出会わないように気を付けないと。」 と話す。

しかしフェルンは村人達を助けたいと主張し、結局幽霊の問題に立ち向かうことに。

幻影鬼(アインザーム)

村人が消えた場所に辿り着くと、そこには魔法が使われた形跡があった。

幽霊問題の正体は 幻影鬼(アインザーム)

死者の幻影を見せて人を誘い込み、人を捕食する魔物なのだと言う。

死者の幻影なんかで人を誘えるのだろうか、と疑うフェルンだったが、フリーレン曰くアインザームは その人にとって大切だった人の幻を見せる のだと言う。

攻撃魔法を幻影に撃てば簡単に離散するが、罪悪感により難しいようだ。

過去、フリーレンは命乞いをする師匠の幻影を撃ったという。

「あなたがいい子でいたから少しだけ化けて出ることにしました。」「…なんて残酷なことを…これは私の大切な思い出だ…」

歩を進める2人。

徐々に道には霧が出てくる。

フリーレンは「幻影が出てきたら迷わず撃つんだよ。」とフェルンに念押しする。

すると「フェルン。」と呼びかける声が。

ハイターの幻影だ。

落ち着いて撃てると確信したフェルンだったが、

「あなたがいい子でいたから少しだけ化けて出ることにしました。」



そうハイターの幻影は語りかける。

アインザームは、フェルンの記憶を読んで幻影を見せていたのだ。

「…なんて残酷なことを…これは私の大切な思い出だ…」

フェルンは策略にはまり、幻影を撃てなくなってしまう。

「フリーレン。撃て。」

フリーレンの前にもヒンメルの幻影が現れる。

魔法を撃とうと構えるフリーレン。

そこにヒンメルの幻影が語りかける。

「フリーレン。」

「撃て。」

「そうだね。ヒンメルならそう言う。」

幻影に魔法を撃つフリーレン。

するとフェルンの見ていたハイターの幻影の背後にアインザームの姿が現れる。

フェルンは杖を構え、幻影に魔法を撃ち込むのだった。

そしてフリーレンとフェルンは、魂の眠る地(オレオール)へ

「フリーレン様。あれはハイター様の幻影でした。偽物です。」
そうフリーレンに話すフェルン。

「次は本物に会いに行こう。」

そう話し、魂の眠る地(オレオール)を目指す2人であった。

感想・まとめ

幻影鬼、アインザームとの戦いでした。

ハイターとフェルンの大切な会話を利用するアインザーム。

狡猾で憎たらしい相手でしたね。

「…なんて残酷なことを…これは私の大切な思い出だ…」というフェルンの心の声には胸を打たれました。

そして幻影での登場であったにも関わらず格好良かったヒンメル。

「ヒンメルならそう言う。」というフリーレンのヒンメルへの信頼が垣間見える台詞も良かったです。

個人的に、この話はフリーレンの作中でも上位に食い込む好きな話。

アニメでも見るのが楽しみです。

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