
【ネタバレ注意】葬送のフリーレン 37話「一級試験」あらすじ・感想
作成日:2023/09/03 19:09 / 更新日:2023/09/05 02:09
ネタバレ
一級魔法使い選抜試験
北側諸国キュール地方。
フリーレン達は魔法都市オイサーストを目指していた。
そこでフリーレンが一級魔法使いの資格を取れば北部高原へ入れるが、どうやらフリーレンはあまり興味がない様子で、「フェルンが取ればいいじゃん」と話す。
だがフェルンは私なんかでは無理、と自信がない様子だった。
オイサーストに着いたら試験のことを調べ、対策を練るというフリーレン。
フリーレン様ならどんな試験でも余裕では?と話すフェルン。
しかしフリーレン曰く、魔法使いの強さは魔力だけではないという。
フリーレンは過去に、自分より魔力の低い魔法使いに11回負けている。
4人は魔族で1人はエルフ、残りの6人は人間なのだと。
盗賊と黒髪の女魔法使い
北側諸国グラナド伯爵領。
黒い洋服を纏った、黒髪の女の魔法使いがオイサーストへ向かっていた。
休憩中、盗賊に襲われる女性。
しかしそこへクラフトが現れ、盗賊を倒し、立ち去らせるのだった。
女性は「助かったよ」と話すが、クラフトは女性を助けた訳ではなかった。
近くの森に盗賊の死体があり、それは手練れの魔法使いの仕業だという。
クラフトは女性ではなく、盗賊の命を守ったのだった。
聖状の証
大陸魔法教会北部支部。
試験官が魔法使い一級試験の説明をしていた。
試験は二ヶ月後、受験資格には五級以上の魔法使いの資格が必要だという。
フリーレンはフェルンに任せようとするが、自信のないフェルンはフリーレンにも受けてほしいと要求する。
しかしフリーレンは無資格なので受験資格がない。
「聖状の証じゃ無理だよね?」と話すフリーレンだったが、フェルンはそれが何なのかすらピンと来ていない。
すると、老人の男性試験官の一人がそれに反応。
聖状の証を見た後、
「…一級試験を受けられるつもりですか?」
驚きの汗を流しながら敬語で問いかける老人。
どうやら歴史のあるすごい代物らしい。
回想シーン。
ヒンメル達に聖状の証を自慢するフリーレン。
しかしフェルン同様、ピンと来ていない様子のヒンメル達。
「でも僕達は君がすごい魔法使いであることを知っている」と話すも、フリーレンは「でもすぐ死んじゃうじゃん」と返答。
少し悲しそうな笑みを浮かべるヒンメルであった。
現代へ。
「私達はフリーレン様がすごい魔法使いであることを知ってますから」と、ヒンメルと同じような台詞を言うフェルン。
「そうだね。」そう同調しながら、フェルンの頭を撫でるフリーレン。
図書館で情報を集めつつ、修行を行い二ヶ月後の試験に備えるフリーレン達であった。
試験当日
一級魔法使い選抜試験当日。
今年の受験者に目を配る試験官。
そこには先程の盗賊殺しの黒髪の女も参加していた。
その女はユーベル三級魔法使い。
二年前の二級試験で、試験官の一級魔法使いを殺害し失格処分となった魔法使いだという。
どうやら実力は本物のようだが、人間性には問題があるようだった。
一次試験の内容発表
そんな中、第一次試験の試験内容が発表される。
試験はパーティー戦。
三名一組のパーティーに分けられ、それで試験を行うとのこと。
腕輪に書かれた数字がパーティーの番号となっており、魔力を込めることで仲間の場所が分かる。
自分の腕輪にある二番のパーティーメンバーを探すフリーレン。
連携を取りやすくするため波風を立てないように注意しよう…と考えた直後、他の二人が髪を引っ張り合って喧嘩していた。
「もう喧嘩してる…」
なんとも言えない表情を浮かべるフリーレン。
そしてフェルンのパーティーメンバー。
その一人はなんと盗賊殺しのユーベル魔法使いだった。
お互いよろしく、と挨拶する二人。
感想・まとめ
無事一級試験を受験出来ることになったフリーレンとフェルン。
しかし二人とも早速不安材料が見つかり、今後も目が離せません。
特に躊躇なく殺人が出来るユーベルと同じパーティーとなったフェルンは心配ですね。
またそれ以外にもいくつか気になる点がありました。
まずはフリーレンが過去に11度負けているという話。
とても意外なエピソードでしたね。
その敗戦の詳細もいずれ描かれるのでしょうか。
そして聖状の証。
老人魔法使いの態度の急変からとりあえず「凄い物らしい」ということはなんとなく分かりましたが、詳細は未だ不明。
こちらも伏線となりどこかで回収されるのでしょうか。
色々と気になる点が散りばめられた本エピソード。
次回以降が楽しみです。
この記事を書いた人

Bookfun管理人
2023年3月より漫画や小説等、本の情報を届けるメディア、Bookfunを運営。
ソース元を可能な限り明記し、信頼出来る記事作成を心がけています。
このメディアを通じて良い本と巡り合えたら幸いです。