【ネタバレ注意】葬送のフリーレン 35話「旅立ちのきっかけ」あらすじ・感想
作成日:2023/09/03 19:09 / 更新日:2023/09/05 02:09
ネタバレ
ザインに迫る決断の時。しかし寒波に襲われ動けないフリーレン達
ザインに決断の時が迫る。
ザインが追うゴリラの行き先はテューア、フリーレン達が目指すオイサーストとは真逆の方向になる。
悩むザインだったが、時間も遅くなってきたため、一旦集落の小屋に泊まり結論は明日に出すことに。
寒波が来ているようで小屋の中は寒く、ひんやり冷たくなった手をシュタルクの顔に当てていたずらするフェルン。
翌日になるとあたりは大雪に襲われており、寒波が去るまでは動けそうにない。
「もうしばらくは一緒にいることになりそうだな」そう微かに笑顔を浮かべて話すザイン。
魔法オタクなフリーレンは村にある怪しい老婆がやってる魔法店に、「経験上、ああいう店には伝説級の魔法がある」と心を躍らせるのだった。
ちなみに今まで出会った「伝説級の魔法」とは”カビを消滅させる魔法”や”しつこい油汚れを取る魔法”だったらしい。
フェルンとシュタルクの喧嘩を仲裁するザイン
寒波が落ち着いてきた頃。
酒場で飲んでいたザインだったが、珍しく酒場にフリーレンが現れる。
シュタルクとフェルンが喧嘩しているようで、仲裁してくれと頼むのだった。
フリーレンの中では仲裁は僧侶の仕事らしい。
ザインは宿を訪れると、フェルンはツンとしており、シュタルクはめそめそ泣いていた。
「何があった?」と聞くも、フェルンは「シュタルクが悪い」シュタルクは「俺が悪い」とだけ話して話にならない。
ザインは一人ずつ隣の部屋へ呼び詳細な事情を聞くことに。
仲直りするフェルンとシュタルク。もう付き合っちゃえよ!!!
まずはシュタルクに話を聞くザイン。
「小屋に来た時にフェルンが冷たい手をほっぺに当てるいたずらをしてきたけど、それをやり返したらキレちゃった…」と話すシュタルク。
想像の何倍もくだらない原因に「ガキかよぉ…」と漏らすザイン。
ザインは仲直りしたいならちゃんと相手にそう話せ、と助言する。
次にフェルンから話を聞くザイン。
フェルンも意地になってしまったことを悔いており、謝罪がしたいと話す。
しかし肩を押された時の腕の力が強く、少し恐怖を感じてしまったのだと言う。
ザインがシュタルクのことは嫌いか?と聞くと、嫌いなんてことは当然ないとばかりに「なんでそんなことを聞くんですか?そう見えますか?」と返すフェルン。
「じゃあ怖かったと話して仲直りだ」と提案するザイン。
二人は仲直りするのだった。
喧嘩も一段落つき、フリーレンとザインは酒場へ。
「もう付き合っちゃえよ!!!」と思わず大声で叫ぶザインだった。
フリーレンがザインを構う理由
喧嘩の仲裁をしてくれて助かった、とお礼を言うフリーレン。
ザインはなぜ俺なんかに構ってくれるんだ?と問いかける。
冒険に出ようとしないザインが魔王討伐に旅立つ前の自分にそっくりだったから、きっかけを与えたかった。
自分はヒンメル達に旅立つ勇気と、仲間と過ごす楽しさを教わった。
そう話すフリーレン。
ザインも楽しかったでしょ?そう問うと、とても楽しかったと同調するザイン。
ザインと別れの時
すっかり落ち着いた寒波。
やっぱり俺はゴリラを追いかける。
そう話すザイン。
「またね。」「またな。」お互いにそう話しフリーレン達は別れるのだった。
感想・まとめ
ザインとの別れの時でした。
最期に「またね」とお互いに言い合って別れるのがとても良かったですね。
今は一度別れるけれど、仲間であることは変わらないと告げているような気がしました。
そして「付き合っちゃえよ!!」のシーン。
この漫画はバトルシーンですら躍動感があまりなく、それが漫画の良さでもあると個人的に感じているのですが、このシーンに関してはどんなバトルシーンよりも躍動感に溢れてました(笑)
ザイン、最期に読者の気持ちを代弁してくれてありがとう。
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