【ネタバレ】葬送のフリーレン 12話「北方の関所」あらすじ・感想

【ネタバレ】葬送のフリーレン 12話「北方の関所」あらすじ・感想

作成日:2023/10/09 19:10 / 更新日:2023/10/09 19:10

サンデーうぇぶりにて2020/08/05公開の、葬送のフリーレン 12話「北方の関所」あらすじ・感想です。

本話で登場するキャラクター

  • フリーレン

  • フェルン

  • シュタルク

前回の振り返り

ネタバレ

「城塞都市ヴァール」の関所で足止めを食らうフリーレン達

舞台は中央諸国バクル峡谷 城塞都市ヴァール。

北側諸国の魔物の動きが活発化、関所にて足止めをくらってしまうフリーレン達。

門番曰く、「自分が着任してから一人も通していない」とのこと。

関所を通れるようになるまでかなりの時間がかかりそうだ。

それを聞いて「久々にゆっくり魔法の研究ができる」と嬉しそうなフリーレンに対し、不満そうな表情で「じと…」とフリーレンを見つめるフェルンだった。

それぞれ単独行動となった一行。

フェルンが一人でいたところ、街の人の気になる会話が耳に入った。

それによると、 関所が開くのに少なくとも2年はかかる とのことだった。

関所を越える方法を探すフェルンとシュタルク

食事処を訪れるシュタルクの視点。

シュタルクは「ジャンボベリースペシャル」と言うパフェのようなものを食べていた。

昔は全部食べきれなかったほどの大きさだったが、今はむしろ小さく感じるよう。

マスターは「坊主が大人になったからだ」と伝える。

そんな中、シュタルクのもとへフェルンが訪れる。

フェルンの「この街で2年以上待つことになったらどう思いますか?」との問いに、「嫌だけど」と答えるシュタルク。

するとフェルンは、「そうですよね。嫌ですよね。」「安心しました。シュタルク様って普通だったんですね。」と話す。

普通のことを言ってなぜか信用を回復したシュタルク。

2人は関所を越える方法を一緒に探すことに。

フェルンよりも必死に関所を通過する方法を探すシュタルク

思いつく方法をいくつか当たってみた2人だが、全て空振り。

空を飛んで通過することも、空の魔物の通過を防ぐため、空に強力な結界が張られていて通過不可。

商人ギルドに当たってみるも、交易は全面封鎖。

闇市や盗賊ギルドにも当たってみるが、やはり収穫なし。

「次は衛兵の詰め所に行こう」と話すシュタルクに、「(シュタルクが)私以上に必死なように見える」と話すフェルン。

シュタルクが先を急ぐ理由。アイゼンへの想い。

すると、シュタルクは「あまり時間がないからな」と答える。

「師匠は長い人生の中のたった十年の冒険を何よりも大切にしていた。」

「俺はよ、師匠の代わりにくだらなくて楽しい旅を沢山経験して、土産話をたっぷりと持って帰らないと駄目なんだ。」

そう話すシュタルクに、フェルンは笑顔で「ならこんなところで足止めはいけませんね。」と話すのだった。

突然降りる通行許可。残念そうなフリーレン。

フェルンとシュタルクが街を歩いていると、物陰に隠れているフリーレンを見つける。

何をしているのか問うと、「追われている」と答えるフリーレン。

街の衛兵がフリーレンを見つけるやいなや、フリーレンに謝罪をする衛兵と城代(城の代理管理者)。

どうやら関所を通さなかったことに対する謝罪のようだ。

「(北側諸国の)現状を憂いてのことでしょう。その志正に英雄の如し。」

「北側諸国の皆も喜ぶことでしょう。関所はご自由にお通りください。」

そう話す城代。

ゆっくりしたかったフリーレンだったが、すぐに旅を再開出来ることとなった。

「あー…魔法の研究したかったなぁ…」

涙ながらにそうつぶやくフリーレンだった。

感想・まとめ

一度関所で足止めを食らうものの、無事通行許可が降りた一行でした。

ストーリーに大きな進展はありませんでしたが、シュタルクのアイゼンへの想いが垣間見えたりした良いエピソードでした。

1点、ジャンボベリースペシャルを小さく感じたシュタルクに、マスターが「坊主が大人になったからだ」と伝えるシーンがありましたが、それに対しシュタルクが「それにしてもこんなに小さかったっけ?」と腑に落ちてない様子だったのが気になっています。

流石にジャンボベリースペシャルが何かの伏線になっているとは思いませんが…

「それほどシュタルクは成長したのだ」という解釈で合ってるんですかね。

少しもやもやします。

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