【ネタバレ注意】葬送のフリーレン 11話「村の英雄」あらすじ・感想
作成日:2023/09/03 19:09 / 更新日:2023/10/10 11:10
前回の振り返り
ネタバレ
シュタルクとフェルンの会話
大きな音の正体はシュタルクの修行の音だった。
竜と戦う気はないのに何故修行を続けるのか?と問いかけるフェルン。
「俺が村に来た時、この村の皆は竜に怯えていたが、今は幸せそうに笑っている。シュタルク様がいるから大丈夫だと。俺は何もしていないのに」
続けて、竜が村を襲ったら戦うか?と問うフェルン。
シュタルクは「死んだって嫌だけど、この村の連中にとって俺は英雄なんだ」「俺が守らなきゃいけない」と口にする。
でも実際は逃げ出すかもな、と自虐的に話すシュタルク。
それに対しフェルンは「シュタルク様は逃げないと思う」と話す。
フェルンが魔物と初めて戦った時。
修行は十分に積んでいたが、恐怖で逃げ出してしまった。
追い詰められ、覚悟を決めて振り返った時、体が動き魔物を倒すことが出来た。
必要なものは覚悟だけだったのだ。
そしてシュタルクは臆病者だが、村を守りたいという覚悟は本物だと話すフェルンだった。
紅鏡竜と戦いの日
翌日。
(おそらく)待ち合わせしていたと思われる場所にシュタルクがいない。
逃げたかと思われたが、少し遅れてシュタルクが現れた。
シュタルクは、フリーレンに「仮に俺が死んでも、竜だけは倒すと約束してほしい」と願い出る。
何故村の人達のためにそこまでするのか、と問うフリーレン。
シュタルクは「俺はこの村に三年もいたんだぜ」と返答するのであった。
アイゼンの恐怖を知るシュタルク
いざ、竜の元へ向かうフリーレン達。
シュタルクは恐怖で手が震えていた。
それを見たフリーレンは、「アイゼンと一緒だ」と話す。
回想シーンへ。
魔物を前にして手が震えるアイゼン。
怖いの?というフリーレンの問いに、あっさりと怖いことを認めるアイゼン。
「怖がることは悪いことではない。この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ。」とアイゼンは語るのであった。
怖いのは師匠も一緒だったのだ、とついに竜の前に立つシュタルク。
竜が村を襲わなかった理由
竜の間合いに入ったシュタルク。
しかし竜は襲ってこず、フリーレンは確信する。
竜が村を襲わなくなったのは、本当にシュタルクを警戒していたからだったのだ。
回想シーンへ。
シュタルクと喧嘩別れをしたと話すアイゼン。
シュタルクへの恐怖で、反射的に身体が動き殴ってしまったのだという。
シュタルクはとんでもない戦士になる、と話すアイゼンだった。
紅鏡竜 VS シュタルク
紅鏡竜とシュタルクの戦闘シーンへ。
一撃を加えることに成功したシュタルク。
「今だ!!撃ちまくれ!!」とフリーレン達に援護を要求するが、微動だにしないフリーレン達。
既にシュタルクの一撃で紅鏡竜は死んでいたのだ。
自分が一人で紅鏡竜を倒した。
そんな眼の前の光景が信じられない様子のシュタルクだった。
早速紅鏡竜の巣にある魔導書に飛びつくフリーレン。
一方、「本当にくだらねえな」「師匠はお前のせいで冒険がくだらない旅になったって言ってたぜ」と一見冷めた様子のシュタルクだったが、「くだらなくて、とても楽しい旅だったってよ」と言葉を繋げる。
くだらない旅
回想シーン。
「かき氷をつくる魔法」を披露するフリーレン。
ハイターは興奮しているようだったが、アイゼンはくだらん、こんなことをしていていいのか?と冷めた様子。
そんなアイゼンに「アイゼンは辛く苦しい旅がしたいのか?」と問いかけるヒンメル。
僕は終わった時くだらなかった、と笑える楽しい旅がしたいと語るのであった。
また「フリーレンのかき氷をつくる魔法」は、かき氷は作れるがシロップを出す魔法はないというオチつきであった。
竜を倒し村に別れを告げ、フリーレン達についていく事になったシュタルク。
「俺もくだらない旅がしたくなったんだ。」
感想・まとめ
やはり竜が村を襲わない理由はシュタルクを恐れていたからでした。
そして臆病ながら村のために戦い、見事勝利を収めたシュタルク。
本人は自信がないようでしたが、立派な英雄ですね。
また、アイゼンに「辛い旅がしたいのか?俺はくだらなくて笑える旅がしたい」と話す勇者ヒンメル。
ヒンメルの器の大きさが読み取れる発言ですね。
カッコいい。
シュタルクがパーティに加わり、次回以降もより楽しみです。
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