【ネタバレ注意】葬送のフリーレン 10話「紅鏡竜」あらすじ・感想
作成日:2023/09/03 19:09 / 更新日:2023/09/08 10:09
ネタバレ
紅鏡竜の巣と魔導書
舞台は中央諸国リーゲル峡谷。
そこには冒険者を何人も食べている竜、紅鏡竜の巣があった。
竜は魔力のこもったものを営巣の材料にする。
その巣にはフリーレンの探していた魔導書があったのだった。
遠距離からフェルンは魔法で攻撃を試みるが竜は固く、二人は一旦その場から逃げるのだった。
アイゼンの弟子、シュタルク
ようやく竜を撒けたフリーレン達だったが、このままでは埒が明かない。
フリーレンは「素直に仲間にするか…」と口に出す。
回想シーンへ。
勇者一行、アイゼンと会話するフリーレン。
アイゼンは「リーゲル峡谷沿いの村にシュタルクという戦士がいる。弟子なので仲間にしてやってほしい」とフリーレンに頼み込む。
いい戦士なのかと問いかけるフリーレン。
その返答は描かれず、ここで回想シーンは途切れる。
村を訪れるフリーレン達。
フェルンはフリーレンに竜の巣にある魔導書にはどんな魔法が記されているのか問いかける。
「服が透けて見える魔法」と答えるフリーレン。
フェルンはなぜそれが欲しいのかイマイチピンと来ない様子だった。
そんな雑談をしていると、村の老婆から「シュタルク様がお会いしたいと言っている」と話かけられるのであった。
シュタルクの武勇伝
シュタルクの元へ向かう間、シュタルクの武勇伝を語る老婆。
老婆が言うには、三年前に村が竜に襲われた。
その時に助けてくれたのがシュタルクだった。
シュタルクは竜を前に一歩も引かず、長い睨み合いの末に竜は去り、それ以来村は竜に襲われていないという。
「シュタルク様に協力してもらえれば竜は倒せそうですね」と語りかけるフェルンだったが、フリーレンは「だといいけど」と答えるだけであった。
シュタルクとの出会い
シュタルクと会うフリーレン達。
先に用件を求められたフリーレンは、前衛として仲間になってほしいこと、そしてまずは竜を一緒に倒してほしいと告げる。
それに対しシュタルクは仲間になるのは構わないが、紅鏡竜だけは倒してほしいと話す。
30秒だけ足止めしてもらえれば、と返答するフリーレンだったが、的を得ない回答をするシュタルク。
実は、シュタルクは魔物との戦闘経験は皆無なのであった。
最初村に来た時は怖くて一歩も動けず、竜の気まぐれでなんとか助かった。
そして何故かその後竜は村を襲わなくなり、英雄扱いされるようになってしまった、と話すシュタルク。
その話を聞き見捨てようとするフェルンだったが、フリーレンはまだシュタルクに希望を見出しているようであった。
アイゼンの回答
シュタルクに「一晩時間をやるから考えろ」と伝えるフリーレン。
村に戻り食事をしていると、村人から「シュタルクと会ったのか?良い若者だろう」と、シュタルクはとても慕われている様子であった。
食事を終えた帰り道、そういえば何故竜は村を襲わないのかとフェルンは問いかける。
「単なる気まぐれか、あるいは…」フリーレンがそう答えていると、何か大きな音が遠くから聞こえてきた。
フリーレンは宿に帰り、フェルンは音の元へ向かうことに。
回想シーンへ。
先程の「いい戦士なのか」というフリーレンの問いに答えるアイゼン。
「シュタルクは故郷の村が魔族に襲われた時、一人だけ逃げ出した臆病者」「俺と同じ」「だからあいつには俺の全てを叩き込んだ、今のあいつは誰かのために戦えるやつだ」と回答する。
フリーレンはそれはいい戦士だと納得する。
回想シーンから戻り、村で聞こえた大きな音の元へ辿り着いたフェルン。
それは、シュタルクが修行を行う音であった。
感想・まとめ
アイゼンの弟子、シュタルクとの出会いの回でした。
「自分と同じ臆病者だったから、俺の全てを叩き込んだ」というセリフが刺さりました。
昔の自分を見ているようで、つい手を差し伸べたくなったのかもしれません。
アイゼンが自信を持って紹介する弟子。
臆病者かもしれませんが、実力はしっかりありそうですね。
きっと次回はシュタルクの活躍が見れることでしょう。
シュタルクは活躍出来るのか、竜が村を襲わなくなった理由はなんなのか。
次回も乞うご期待です。
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この記事を書いた人
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